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【ブログ】岩手県陸前高田市にボランティア支援に行って来ました。

先日、東日本大震災の復興ボランティアツアーに行って来た。


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正直に書くと、僕の人生の中で、震災支援に限らず「ボランティア」って響きは、
ちょっと、こっ恥ずかしいというか、照れが入ってしまうものでした。

帰って来た今も、その言葉のイメージが完全に変わったわけじゃないです。
たった2日間だけ参加して、その全貌が分かったような気になるのは
本格的に活動をされている方に失礼なことだと思うし、分かったフリはしたくない。

だけど、急に心を入れ替えたわけじゃないですが(笑)
ただシンプルに、「行ってよかった」と思いました。
というわけで僕の被災地支援への立ち位置は、恥ずかしいけど、とっても「手前」なので
もし、同じような感覚でいらっしゃる方には共感してみらえるんじゃないかな?と思って
ブログに書いてみました。

長いので、お時間ある時にでも是非。


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311以降、いつか、少なくとも一度は被災地に行かなければならないなと
ずっと思ってました。行くなら、見るだけじゃダメ。
なんでもいいので復興活動したいと思っていました。

東日本で起きた未曾有の天災、あれから八ヶ月。
東京生まれの東京育ち、東京在住の、僕。僕のように間接的に被災した者は、
3、4月当時、一応の安全と平和を確保されていましたが、
現地に行って肌でそれを感じなければならないはず、ずっとそう思っていました。

なのに、直後にドラマの制作が立て込んでいたり、メディアの報道が
被災地から原発、節電、政府の対応などに話題が移って行くのと共に
春先にあった僕の使命感も日常を過ごす中で、
ゆるやかなカーブを描きながら薄らいでしまったことは否定出来ません。

常に関心は向けているつもりだけど、決して身体は動いてない。
オペラグラスで遠くから見て、生で実感をしている「つもり」だったのかもしれません。

ドラマ制作が落ち着いた頃には夏になり、時間も出来たのに
なぜだか、足が向かなくなっていました。

ところが、秋になって、僕をボランティアツアーに誘ってくれた大事な人のお陰で、
被災地に行く機会が出来ました。
本当は自分から行動に移さなければならないのだけど、お恥ずかしい事に
そんなキッカケで行く事ができました。


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※小さな船、乗り上げたままでした。どなたかの個人所有なんでしょうね。

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※車のボンネットから雑草が伸びているのが時の流れを感じさせました。

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※車は「人」を想起させるのでとても心が痛んだ。まるで怪獣の仕業です。
一体どんな力の津波なら、あんな堅くて頑丈な車をこうしてしまうのだろう。



ただ、ボランティアはゴールデンウィークや夏休みの時に比べるとどんどん
減っているらしく。でも、まだまだその手はこれからも必要らしいので、
興味のある方は、これからでも全然遅くなさそうなので行ってみたらといいと思います。
その時期ならではの必要なコトがあるらしいので「遅い」ということはないんだと思います。



僕が参加したのは、岩手県の旅行会社が行っているツアーで、通常なら観光地に
行く所を被災地に赴き、作業をするというものです。
行ったのは、教科書で誰でも一度は教わったことのある「リアス式海岸」で有名な、
岩手県陸前高田市。

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※少し高台からの町。更地になっている所、元はほとんど住宅でいわゆる「住宅街」だったそうです。


作業の内容は、参加前どころか当日にならないと分からなかったです。
進展次第で、日々現地のリクエストが変化するかららしい。


「瓦礫の除去」「ヘドロ掬い」などをイメージしていたのですが、
僕らツアー参加者27人がやったのは、なんと「花畑を作るための土台作り」でした(笑)
いや、まあ、笑ってしまうのは不謹慎ですが、
もう少し、肉体労働というか、マッチョ系をイメージしていたので。
でも、その実、農作業なので一見、肉体労働じゃないけど、結局は結構な作業でした。


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元々、住宅地だった場所の大きな瓦礫は既に撤去されていて、ほぼ更地になってます。
そこの一部に花畑を作る事で、町の再生に一役買うと言うことらしい。
ちなみに、入口には水仙の球根を植えてきました。
中央はチューリップ畑になるようです。

疲労を考慮してか、作業は二日間で合計10時間にも満たないものなので、
徹底的に基礎を作れたわけではないのだけど、花畑を作る手伝いというのは
なんだか、とてもポジティヴな作業だったので、楽しかったです。


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もちろん、それが出来たのもこの半年間、早い時期にこの土地で大変な作業をしてきた
皆さんがあってこそ。人と人のリレーになっているわけで、ちょっと感動的ですね。
徐々に積み上げてゆくのって、僕の仕事、映画作りにも似てますね。


被災直後が、もし「マイナス」なのだとしたら、半年かけて皆さんの力で
「ゼロ」になり、そしてこれからは徐々に「0.1づつ」なのかもしれないけど、
「ゼロ」から「プラス」にしてゆく時が、はじまっているようです。


なんだかドラマチックですけど、花を咲かせようという行為が、
まさにプラスに思えて、印象的でした。





戻って来ても、こんな長い報告の文章を書くつもりなんてありませんでした。
あんな大震災があったのにも関わらず、とても手前な立ち位置で
オペラグラスを使っていた僕は、冒頭でも書いたように
ボランティアにどこか「照れ」があったので、これみよがしに書くのは、
少し恥ずかしいと思っていました。

ただ、そこの感覚だけはハッキリと変わりました。


あまりに使い古されすぎていて、チープな表現ですが、的確すぎるので使います。


【一人でも多くの人に知ってもらう】


まあ、知ってもらうというより、今は改めて考えてみるというのが的確でしょうか。
この感覚。これからも支援する、続ける感覚を伝える義務があると
素直に感じたので、微力ながら書きました。

いつも、全然更新しないブログなので、訪問者もすっげー少ないかもなので、
本当に微力なんですが。


急に長い文章UPしたので、ブログも驚いて筋肉痛を起こしているかもしれませんね(笑)
僕が農作業で、軽い筋肉痛を起こしたのは言うまでもありません(笑)
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プロフィール

筧昌也

Author:筧昌也
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筧昌也
(映画監督、イラストレーター)
代表作『美女缶』
『ロス:タイム:ライフ』
『Sweet Rain 死神の精度』

メールはこちら。

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