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1月17日という日。

みなさま、寒中見舞い申し上げます。


「あけましておめでとう」の挨拶が書けず申し訳ありませんでした。
なんか、ツイッターをやってしまっていると、それだけで
満足してしまって、なかなかブログを書けなかったという非常に
在り来たりな理由です。
改めまして、今年もよろしくおねがいします。


今日は、16年前に阪神・淡路大震災が起きた1月17日ですね。

東京在住だった僕にも強い思い出があります。
その頃、高校2年生だった僕は学校をズル休みして
湘南の海に「映画の撮影」に行きました。
(僕は高校時代から有志で、既に映画を作っていたので)
普通の都立高校出身なので、卒業制作はありませんが、僕は勝手にそれを
「高校の卒業制作」と見なして、その翌年の学園祭で上映するつもりだったのです。


早朝の海を撮影したかったので、友達(役者、スタッフ)を誘い、始発で湘南の海へ…。
移動があまりに早朝だったので、その時点で阪神大震災のニュースを知らぬまま、
海辺に到着し、ずっとそこで撮影をしていました。
つまり、朝から夕方まで、情報遮断した状態で、
陽が落ちるまで撮影をしていたのです。


その日の撮影は、劇的なことに、その映画のラストシーンだったんだけど、
無事、夕方には撮影が終了し、江ノ電に乗って藤沢駅に向かいました。
そして、藤沢駅から小田急線で新宿への帰路へ着きました。


そして、ようやく車内で震災のことを知りました。
サラリーマンが持っていた夕刊フジの一面の写真が、目に入って来た時の衝撃は
いまだに忘れていません。
神戸の高速道路がひしゃべて倒れている、あの衝撃的な写真。


地震が起きたのが朝だったので、僕は十数時間遅れて、震災の事を
知ったんです。
しかも、震災の頃、僕らは呑気に映画の撮影をしていた。

その後、その映画のラストシーンを観る度に、この海の向こうでは
大変なことが起きていたんだなと思い返します。

映画自体は、高校生が遊びで作った他愛のない出来損ないな作品だけど(今、思えば愛すべきシロモノ)
そのとき、海の向こうの風景ももしかしたら映っているのかもしれない…と思うと
なんだか、意味深い作品です。


16年経ち、遊びだった映画ごっこは、ものすごい幸運なことに仕事になりました。



震災自体は全く体験していないのだけど、
毎年、1月17日を迎える度に僕は、映画ごっこをしていた
高校時代の自分を思い出し、なんだか、身が引き締まるのです。
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プロフィール

筧昌也

Author:筧昌也
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筧昌也
(映画監督、イラストレーター)
代表作『美女缶』
『ロス:タイム:ライフ』
『Sweet Rain 死神の精度』

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